相模原・町田でお住まいのお困りごとがありましたら、
お気軽にご相談ください。
こんにちは。
日々つれづれ…スタッフブログです。
今回は以前行なった、30年以上前のカーポート製品の屋根材を
交換修理した施工事例をご紹介します。
外壁塗装作業が入っていたお客様のお宅。
作業中に物が落ちて屋根材が割れてしまったので見て欲しい、とのご依頼でした。
早速現地調査に行き、屋根材が割れたカーポートを確認。
よくよく見ると、カーポートの柱にシールが貼ってあるのを見つけました。
古いシールで色あせしてしまっていたので、ほとんど読み取れないのを
目を凝らして見ると、何とか「YKK リラポート」の表記を発見!
このカーポート、販売されたのは1987年…。
もう30年以上前の商品でした。
割れてしまったアクリル板屋根材の写真です。
作業中にアクリル板屋根材の上に部品が落ちて割れてしまいました。
最近のカーポートの屋根材はポリカーボネート板がほとんですが、
YKK リラポートが発売された頃はまだアクリル板が主流でした。
ですので、強度に優れたポリカーボネート板屋根材のカーポートが
発売された時は、とても画期的に思った覚えがあります。
今のポリカーボネートは強度に優れているばかりでなく、
紫外線カットのものや、熱線を吸収したり遮断するものもあります。
人体にも有害だと言われる紫外線は車の塗装にも影響しますので、
紫外線をカットしてくれるのは嬉しい機能。
さらに熱線の吸収や遮断は、真夏の駐車スペースの温度上昇を
抑えてくれますから、温暖化が進む昨今には必須とも言えますね。
エクステリア業界も日進月歩だと実感します。
割れてしまった屋根材は、全部で6枚のうちの3枚でした。
お客様のご希望は板を入れ替えて、新しい3枚をカーポートの前側につけたい
とのことでした。
試しに入れ替える板を外してみたのですが、やはり経年劣化でだいぶ弱くなっている
ことがわかりました。
ですので大事をとって、割れた板だけを入れ替えする事に。
入れ替える板はYKKさんに特注で作って貰いました。
もちろんポリカーボネート板ですよ。
通常、カーポートの屋根材の貼り替え交換は汎用品で対応できますが、
このリラポートの屋根材は曲線部分を折り曲げて形を作っている
特殊な屋根材なので汎用品では代用が効きません。
折り曲げて形を作っているうえに長さが3m以上もある事で、
施工するにも扱いが難しそう。
職人さんもいつもよりも取り付けに苦労していたようですが、
そこは当社自慢の職人さん、
しっかりきれいに取り付けてくれていました。
無事に作業を終えて完成した様子がこちらの写真。
この時は柱に貼ってあったシールのおかげで、何とか早い段階でお客様の
カーポート商品を特定し屋根材を交換することができました。
YKK リラポート…。
それにしても、30年以上前の商品でもメンテナンス対応ができるなんて…。
恐るべし…YKKさんパワー。
商品に貼ってあるシールや取扱説明書…時間がたつと
「もういいかな」
と失くしてしまいがちですが、こういったことがあるので後々の為に
しっかりとわかるように保管をしておいてくださいね。
この現場のように修理交換が必要になった時、対応が早くなる可能性大ですよ。
YKKさんパワーと商品書類の保管の大切さ…この2点をお伝えしたくて
こちらの施工事例をご紹介しました。
愛車を雨風や紫外線から守るカーポートやガレージをご検討でしたらお気軽にご相談下さい。
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