カーポート・自転車置場
相模原市のJ様邸。
以前カーポート+バルコニーとしてお建てした鉄骨架台が、
傷んできてしまいました。
バルコニーの周りは木製のフェンスを取付けていたのですが、
傷みが出てきて、お手入れも大変になっていたんです。
鉄骨架台上はコンクリートは打っていませんでした、
代わりに貼っていた床材が劣化して、下のガレージに少し雨漏りもしていました。
そこで今回は、鉄骨架台上にはコンクリートを打設して、
フェンスもお手入れ不要のものに取り替えていきます。
打設とはコンクリートを枠の中に流し込む作業のことで、
これで、雨漏りの心配もなく鉄骨架台上を有効にご利用いただくことができます。
まずは、既存の床材と周りのフェンスを撤去。
出てきたデッキプレートは、きれいに清掃しました。
そのあと、デッキプレートと鉄骨の傷んだ部分を、部分的に取り換えたり、
溶接で直したりしていきます。
鉄骨架台上にコンクリート打設の厚み分、立上りも溶接作業で取付け。
準備が整ったら、いよいよコンクリートを打ちます。
このとおりです。
しっかりと鉄骨部分を清掃、修繕、補強をしてからコンクリート打設を行った
ことで、安心して長く使って頂けると思います。
コンクリート打設の後、少しの養生期間をとって塗装工事にはいります。
鉄骨部分の塗装と合わせて、コンクリート上にも塗装を施します。
これは、コンクリートの保護と防塵・防滑の効果があるんですよ。
最後にめかくしフェンスを取付けて、工事完了。
この目隠しフェンスは、木粉入り樹脂の柱にポリカーボネートのパネルが
組み込まれています。
すりガラス調の2mmのパネルが、光を採り入れながらも
外からの視線を遮ってくれる、というすぐれ物なのです。
お手入れの必要もなく、いつまでもきれいに使っていただけます。
すっきりきれいになった鉄骨架台で、お車も安心して駐車出来ますね。
上のバルコニー部分も、お花を育てたりお茶を飲んだりと、
これからも長く活用していただけそうですね。
(仕様)
フェンス:LIXIL デッキフェンス プライバシーパネル(ダークグレー) T-10