趣味の道具やグッズ、夏に使うキャンプ道具、冬に使うスキー道具など普段は使わないのにかさばるものを物置に収納できたら、もっと室内を有効利用できると思いませんか?プレハブ・物置の設置は意外と簡単にできるものです。「部屋が狭くなってきた・・・」と感じた方、是非ご相談ください。
物置には、素材・大きさによっていくつかの種類があります。素材には鉄やアルミに塗装をしたもの、FRPや合成樹脂を使用した一般タイプと、断熱材の入った断熱タイプがあります。大きさには小型タイプ、中型、大型タイプ、連続型タイプがあります。
まずは、物置に収納したいものを書き出してみましょう。物置には「収納に適したもの」と「適さないもの」があるので、以下を参照にしながら考えていくと良いでしょう。
物置の収納に適しているものは、屋外で使用する園芸用品やタイヤなどの泥がついたもの、スノーボードやサーフボードなどのシーズン用品や、テントなどのアウトドア用品です。
物置への収納に適さないものは、湿度・温度変化に弱い写真や食料品、衣類などです。夏場の物置の中は約50度近くになり、冬には0度以下になる場合もあります。そのため、暑さや寒さに弱いもの、また湿気に弱いものなど注意が必要です。
何を収納するか、リストアップができたら、収納するのに十分な物置のサイズを確認します。商品サイズは、以下のように記載されます。
① 規格幅 | 物置の土台部分の幅です。実際に収納できる場所の幅ではないので注意しましょう。 |
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② 規格奥行 | 土台部分の奥行きサイズです。実際に収納できる場所の奥行きではないので注意しましょう。 |
③ 規格高 | ブロックの高さを含まない物置の高さです。ブロックの高さと合わせて、問題ない高さを確認します。 |
④ 屋根幅 | 物置の屋根部分の幅です。土台部分よりも大きくなるため注意しましょう。 |
⑤ 屋根奥行 | 物置の屋根部分の奥行きです。土台部分より大きくなるためサイズ感を事前に確認しましょう。 |
⑥ 屋根高 | ブロックを含まない土台部分から屋根の最も高い部分までの高さです。規格高より高くなります。 |
物置のサイズが決まったら、設置場所の確認をしましょう。設置場所を検討する際のポイントを3点ご紹介します。
物置を設置する際は、物置の前後左右10cm〜20cmの作業スペースが必要になります。壁などにぴったりつけることは難しいので、注意しましょう。
物置は、10cm〜20cmの基礎ブロックと呼ばれるブロックの上に設置します。傾斜調整、通気性の確保を目的とし、直接雨や土が物置に触れるのを防ぎ、劣化を予防します。
物置は、雨水・排水マス上へ設置すると、配管が詰まったり、工事を行う際作業ができなくなってしまうため、避けましょう。
物置の扉の開閉タイプは大きく分けて4タイプです。設置場所などに合わせて選びましょう。
扉が全開にできるため、物の出し入れが楽なタイプです。しかし、扉を開くための十分なスペースが必要なため、スペースに余裕がない場合は別タイプがお勧めです。
小型物置の標準的な扉のタイプで、引き戸タイプのため設置場所を選びません。片方ずつの出し入れしかできませんが、左右どちらにも開きます。
二枚扉タイプと同様、左右どちらにも開きます。開口の2/3開くことができ、物置の中央部の物を出し入れする際にもスムーズです。
中型〜大型物置に多いタイプで、大きな扉が特徴です。設置の際に左開きか、右開きかを選べますので、スペース上どちらのタイプがいいか事前に確認しましょう。
最後に、棚のタイプです。棚のタイプには大きくわけて2種類があります。収納したいものの形状によって、選ぶとよいでしょう。
段ボールなど、主にボックスタイプの物を収納する際に適したタイプです。
スノーボードや釣竿、テニスラケットなど長いものを収納する際に適したタイプです。
設置場所の決め方は、上記の「プレハブ、物置の選び方」を参照にしてください。また私共も、ご相談に乗らせていただきますのでご安心ください。
使用するブロックの個数や大きさは、物置のサイズによって異なります。物置それぞれに合ったブロックを設置していきます。
設置面に傾斜がついている場合、水平調整のためのアジャストベースやモルタルで調整を行い設置場所を水平にします。
ご要望いただいた物置本体を組み立てます。
台風や地震などの転倒防止対策にアンカー工事・転倒防止工事を行い、工事完了となります。
物置には様々なタイプがあったり、また物置への収納が適さないものがあったりと、事前に知っておくべき内容が多々あります。設置したはいいが、物置に収納したいものが入りきらなかったり、出し入れが不便といった不具合が起きないよう、お客様のご要望にあったプレハブ・物置をご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。