住まいの不安、不満、不便をエクステリア、外構を見直すことで、
解決できることがたくさんあります。
こんにちは、エクステリアプランナー 鈴木です。
サーティーフォーの建売り住宅。
外構のリフォーム工事が進んでいます。
建売り住宅の外構って、機能的ではあるけど、
ちょっとシンプル過ぎることが多いですよね。
ということは、シンプルだからこそ、外構も自分好みに、
比較的簡単にリフォームが出来る。
とも言えるんじゃないでしょうか。
こちらがご新居の外構完成写真。
コンクリートでアプローチと車庫、自転車置場。
門柱は機能門柱に表札、ポスト、インターホン、
そして照明をまとめたもの。
シンプルにコンパクトに必要な機能がまとまっている外構。
もちろん、エクステリアとしての機能は十分足りています。
けれど、外構にこだわりをお持ちの施主様に
「何か物足りないの!」
「もう少しおしゃれに出来ないかしら?」
とご相談を頂きました。
建売をオリジナル感のあるオンリーユーの住宅に変身…。
エクステリアプランナー鈴木、ワクワクしてきました!
建物との一体感を出しながら、アプローチと車庫を立体的に・・・。
もちろん、色合いも合わせながら、
生活する上での機能、使勝手も犠牲にしないように・・・。
そんなことを考えながら、こんな形で外構イメージをご提案。
まずは、比較的シンプルなエクステリア外構のイメージパターン。
LIXILのプラスGのフレームを使い、
道路に面してゲートを作り、
門柱もオリジナルに。
アプローチと車庫はタイル貼りで
統一感が出るように。
LIXILプラスGのフレームの開放感がいいバランスで
マッチしているんじゃないでしょうか。
しかし…鈴木のおすすめは実はこちら!
道路から玄関までのアプローチに
更に屋根をかけることで、より立体的な空間に。
玄関の高さと合わせることで迫力のあるフレームとなり、
建物との一体感がより強まります。
アプローチの屋根には天井材をつけることで、
あたかも、最初からあったような印象になり、
また、ダウンライトの照明は安全でかつ、
高級感も出すことが出来ます。
LIXILプラスGの開放感と重厚感が絶妙で
ぐっとオリジナリティが出た外構となったのではないでしょうか。
ちょっとドキドキしながらのご提案。
奥様は図面を見ながらご自宅の前で
想像力を膨らませながら、
「やはり天井があるプランで」
と、決めていただきました!
さてさて…いよいよ建売の外構からオリジナルの外構への変身です!
アプローチと、車庫のコンクリートを解体して…
柱を立てて道路と玄関の間に屋根をかけていきます。
この写真↑の撮影日はあいにくの雨。
屋根があるかないかで、雨の日のお出かけの
テンションも変わると思いませんか?
空間を切り取り、建物との一体感を出す
フレームを建て込み。
デザイン格子もバランスよく配置されていきます。
実は、今回、屋根の寸法を調整するために、
アルミを加工する匠の技が使われています。
高級感あるプラスGのフレームは、高さもあるため高い脚立を使用しての作業です。
だんだんと全体の外構イメージが見えてきましたね。
いよいよ屋根材としてGルーフが取り付けられ、
その下には柿渋色の天井材。
ダウンライトも取り付けられました。
あ…夜のエクステリアイメージもご紹介したかった(残念)!
とてもムードのあるエクステリアシーンになることは間違いなしです。
天井とフレームに仕込まれたダウンライトは4灯。
試しに点けてみました。
もちろん、自動点灯の機能もあり、
いい感じでしょ。
隣地側の角と、道路面の一部には
デザイン格子で軽めの目隠し。
エクステリアの施工に使われるデザイン格子は一本一本の部材で、
自由に取付位置と、角度が決められる優れもの。
取付や調整には職人さんの高い技術が必要となります。
奥様と打合せをしながら、ご希望の位置でピタリ!
オリジナル門柱の下地も準備完了。
12センチ厚のブロックを積んで、
タイルの下地用にモルタルで表面を塗っています。
インターホン用の配線も見えますね。
屋根の下には天井材。
半透明の屋根だけとは、
高級感が全然違います。
門柱にタイルを貼って、
ポストと表札得尾取付け、
床のタイルが仕上がればほぼ完成。
仕上には植栽とオシャレな黒い玉石を入れる予定。
今回外構をオリジナルにすることで、ご新居への愛着もぐぐっと
増していただけたのではないでしょうか。
建売りの外構をリフォームを検討されている方の
参考になれば幸いです。
関連リンク
建売りの外構をお家と一体感のあるおしゃれな外構にリフォーム その2
リクシル プラスGでエクステリアをおしゃれにリフォームされたお客様の声はコチラ
高級感漂うエクステリア リクシル Gフレームなどの商品紹介はコチラ